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ブログ選び [雑感]

唐突ですが,ブログをどこでやるかも悩ましい問題です.

so-netもいいのですが,iPhoneとの相性がよろしくない.
そこで,以前から引っ越しを考えてたのですが,本日決行いたしました(たぶん).

今後はこっちで日記を書こうと思います.
http://maseratishamal.seesaa.net

so-netの過去記事の引っ越しには対応してないので,
心機一転,ゼロからのスタートです(大げさ)

丸々半日検討に費やしましたが,
iPhone対応しているところでは,

アメブロはちょっといや…

exciteではもろもろ登録して記事も書いてみたのですが,
Amazonアフィリエイトのリンクが貼れない!

で,seesaaでお世話になってみることにしました.

では. 
また帰ってくるかもしれませんが,ひとまずグッバイ!

『〈反〉知的独占』〔試読編〕 [一般書(メディア)]

『〈反〉知的独占』という訳書の存在を知りました.

池田信夫さんのブログから.
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51487972.html

版元であるNTT出版のHPで,約40頁分がPDFで無料公開されています.
データ保存はできますが,プリントはできません.
この分量も絶妙.
その場で読み切ってしまおうかなと思わせられ,
実際,私でも一応読み切りました.
でも,2章の途中で終わりです.

pp.12-13(ママ)「われわれの結論はこうだ.
 作り手の財産権は『知的財産』がなくても充分に保護されるし,
 知的財産はイノベーションも創造性も伸ばさない.これらは不必要悪なのだ.」

文中の「知的財産」は“知的財産という概念”あるいは“知的財産権”とかだと思うけど…
「不必要悪」って日本語は初めて聞きました.
が,ともかく主張ははっきりしているようです.

p.17「本書ではアイデアの独占がないと,競争は激しくなり――
 結果としてイノベーションと創造性が花開くことを示す.
 特許と著作権がない世界は,
 決して新しい音楽や効果的な新薬のない世界などではないのだ.」

そりゃまぁ,こういう風に割り切ったほうが元気が出ますよね.
なかなか行動には移せないけど…

pp.36-44の,著作権の無い世界でも,著作物から利益を生み出しうることの具体的論証.
たとえば,ノートン社が著作権のない「9/11委員会報告書」で「60万ドルよりも少し多い額を手にした」
例などは非常に興味深いですが,
いずれも100万部とか1,000万部とか売れる場合の話し.

100部から1,000部の世界で,ひっそりと生きる私のような人間は,
淘汰されるしかないやね.

amazon.jpで“お気に入り”に入れたけど,“今すぐに予約”しなかったのはささやかな抵抗.
ま,結局買って読むでしょうけどね.

〈反〉知的独占 ―特許と著作権の経済学

〈反〉知的独占 ―特許と著作権の経済学

  • 作者: ミケーレ・ボルドリン
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2010/10/22
  • メディア: 単行本



passion [雑感]

昨日の帰り、ふと駅前の本屋さんに立ち寄りました。

月末を迎えて出揃ったクルマ雑誌のコーナーに足を運ぶと、
CG誌とMM誌の特集が、揃ってポルシェ。
本屋さんも心得たもの。並べて平積みにしてあり、しかも両方とも結構売れているみたい。

心情的にはCM誌を応援したいのですが、今月はビートル特集かぁ。 う~ん…

ポルシェもいまいち惹かれないんだけど、どっちかっつたらビートルはないよなぁ…

MM誌は“ポルシェ入門講座”ってことだったので、まずはこちらをしばし立ち読み。
要約すると「ポルシェの最大の特徴は頑丈なことである」ってことのようだったので、
そっちはそれで納得してしまい、結局CGを買って帰ってきました。


知り合いの女性弁護士で、ポルシェに傾倒されている方がありまして、
彼女が最近、ボクスターから、ケイマンSに乗り換えたんですよねー。
お仕事も順調そうで、見事なステップアップ! であります。

ところが、CG誌の特集の冒頭記事のタイトルが、
“ボクスタースパイダーVSケイマンS ヒエラルキーの呪縛にさようなら”
ではありませんか(若干改変しましたが、趣旨は枉げていないと思います)。

結局、どっちがどうなのかは、今度彼女にお会いしたら聞いてみよう。
俺には関係ない話だけど・・・

でも、雑誌に載ってるボクスタースパイダーの、
「あたかも50年代のレーシングカーのように、フェアリング状のドームを持つリッド」
「70年代のレーシングポルシェを思い出させ」る「ボディサイドを走るロゴ入りストライプ」
はすんごいそそられるので、
10年落ちぐらいになったら、もしかしたら縁があるかも・・・と思ったり

なんていじらしいんだろう、俺って

初期のボクスターは、悪くないのが200万を切ってきてるみたいですけど、
やっぱりポルシェはフェラーリ同様、雲の上の存在。
でも、同じ高嶺の花に惚れて破滅するなら、
やっぱり大乗フェラーリ教に帰依するなぁ・・・


そんな事を思いつつページを繰っていると、こんな写真が…
201010030000000.jpg
ポルシェのステアリングに捲きつけられたインヂュニア…
うーん、不自然

NAVIとかENGINEとかじゃなくても、最近はこんな感じなんですねー


ちょうど1年ほど前。機械式の時計に欲情(失礼)してた時期に、
インヂュニアには相当惹かれたのですが、
結局こっちを手に入れて、発情期(またまた失礼)を収束させました。
w14323.jpg

一言でいって、パッションにかけるんだよなー インターは…

そりゃ、記事にある通り、過酷なGを受けるモーターレースに同道しても問題ないくらい、
「タフネスを徹底的に磨き上げた」時計でありましょう、インヂュニアは。

でもね、たとえ中身がエタの汎用ムーブメントで、ただ直径がデカイだけでも、
やっぱり暇があったら、ブライトリングのブルーを眺めていたいと思う。
私はそういうアホな存在なんですよねー


ワーゲンよりはポルシェ、ポルシェよりはフェラーリ・マセラティ

どうして自分がそういう嗜好なのか、われながら、ちょっと合点がいった秋の夜でした。
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いつかはクラウン [クルマ]

実家のクルマが、車上狙いにあいました。

グローブボックスが物色されてましたが、
もともと金目のものはなく、車検証も無事で、
幸い被害は割られた窓ガラスだけでした。 たぶん
それでも、年金暮らし突入直前にようやく手に入れたセルシオを傷つけられて、
なんだかオヤジさん、柄にもなく動揺してたな。

そういえば、20年近く前かなぁ、
近所の駐車場に停まってたGT-Rのホイールが盗まれて、
4輪にそれぞれ、ブロック塀があてがわれてた様子が何だか可笑しくて、
目に焼き付いてます…


夕方帰ってみると、
実家の車庫に見慣れない白い車が入ってます。
へぇ、クラウン ロイヤルサルーン じゃん。
いっちょまえに代車かぁ。ディーラーさん、きばってくれたんですかねー

さっそく、鍵(つってもリモコンみたいなものだけで、
本来の“鍵”は姿も形もないんですけど)を借りて、
少しだけ触らせてもらいました。


いやぁ、軽いねぇ… すべてが。

ドアも、トランクリッドも、むっちゃ軽い。
ボンネットも、小指1本でも持ち上がるのではないかというぐらい。
当然のようにダンパーが奢られているわけですが、
そのおかげで軽く感じる、というわけではないでしょう。
適当な高さから手を離しただけじゃ閉まらないんだから。
ボンネットの自重では閉まらない。叩きつけないと。

かつて(これも約20年前か)
セドリックは“パタン”ってしまるけど、
クラウンは“バタン”と閉まる、
なんて話しがありましたが、
いまやクラウンの奏でる音は “ハタン”
濁点も半濁点も脱ぎ棄てて、その軽やかなこと。

軽量化は望ましいんでしょうが、 なんだかね。


スタートボタンを、てきとーに押してエンジンをかければ、
V6 2.5Lの静かなこと。
窓を閉めて車内にいたら、エンジンが回ってるのかいないのかわかりません。

わが家には水平対向6気筒を搭載する、5年落ちスバルアウトバックが居ますが、
そのエンジン自体もまた、「理想の回転バランス」ゆえ、きわめて静粛、です。
でも、新車時から、エンジン始動時には、クルマ全体がわななき(マウントのせい?)、
水温が安定するまでのアイドリングは比較的高く設定されていて、
その2、3分を待たずに走りだせば、デフが嫌々をしてギクシャクぎくしゃく…

生き物だよねー

そんなとこ好きだな。

ひとたび走りだせば、そのちょっとクロカン系の脚周りと、
シンメトリカル4WDで雨の高速なんか安心してすっ飛ばせます。

どこまでも行けるよ、こいつと一緒なら。


一方、静かなのは素晴らしいことだけど、あのクラウンで何時間もツーリングする気は…

残念ながらしませぬな。

まぁ、助手席で寝てるのならいいのかもしれませんけど。

それから、後部座席の頭上空間が狭苦しく感じます。
なんであんなにCピラー寝かせるんでしょうねぇ…

このクラウンロイヤルサルーンスペシャルナビパッケージ は、新車だと395万円。
安いか高いかの判断は人それぞれでしょうが、比較するとこんな感じ。
http://www.carview.co.jp/catalog/comparelist/?add=38109&mk=1&md=5464&y=2009

もしどうしても買うんならマークXですよね。 おんなじクルマが100万円安いんだよ!
あと、アテンザ安いねぇ!!
でも、私が選ぶならB4のMTですが…


かつて、スターレットに始まるトヨタヒエラルヒーの道を、
サラリーマンとしての出世街道と交錯させつつ歩いてきた、団塊(とそのちょっと前)の世代。
すなわち、われらが親父やお袋近辺の年代の人々にとって、
「いつかはクラウン」 って科白は、輝いていた。

(日産・プリンスファンの方はごめんなさい、私あまりなじみがないので…)

経済成長とともに、出世街道の歩みと共に、
スターレット→カローラ(スプリンター)→コロナ(カリーナ)→マークII(チェイサー)→クラウン
と順調に上りつめた人。
(ビスタ・クレスタは省略。クレスタはピラーありのセダンだったなぁ…)

出世のために人目をはばかり、クルマは万年カローラで我慢した人。

逆に上司より先にクラウンに到達してしまい、
結果としてサラリーマンとしては大成しなかった人。

どんなタイプのお父さんにとっても、クラウンは大きな存在だったはず。

1980年代に、“ザ・ハングマン”で
植木等が乗ってたシルバーのショートバンパークラウンは、
スーパーサルーンだったか…最後はアスリートだった気もするなぁ…

その5ナンバーベースの基本設計に北米仕様のバンパー等で下駄をはかせ、
5M、6Mの直6DOHC powered by YAMAHA を搭載し、
セドグロのモノコックに対し、フルフレーム四輪独立懸架を誇りとしていた頃のクラウン…

あのこーろにー♪ かえりぃたいー♪(オフコース“生まれ来る子供たちのために”)


いやぁ、車上荒らしでスタートして、オフコースに行くとは自分でも思いませんでしたぁ
そういや、小田和正さんの愛車はたしかセルシオだったと思うけど。
PVにも登場してた記憶があるなぁ

ま、セドグロがこの世から消えた現在、“クラウン”の名前が残ってるだけでも
奇跡なのかもしれません。

「いつかはクラウンにと、多くの方がおっしゃっています。その思い、いまこそ」


善し悪しは別にして、多くの人々が価値観を共有した時代。
“クラウン”は最後まで生き残ったこの時代のアイコンなのでしょう。

私なんか案外、自分が社会人になると同時に「いつかは」の後の4文字が消えちゃったもんで、
それ以来ずっとさまよっているのかも。 彷徨こそわが人生。


ブログの名前、変ーえよ



ピーターの法則 [ビジネス書]

ここ最近,電子書籍について全然追っかけていなかったのですが,
今日,社内の会議で“Kindle for the Web”“ガラパゴス”というタームを耳にしました.

前者(↓iTMedia newsの記事)は,
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/29/news033.html
Kindle向けコンテンツの立ち読みが出来るシステムを作る,ってことですよね.
ブログなどのアフィリエイト向けにも利用されやすくして,宣伝効果を狙う.
当然のサービス.
勤務先では,「サンプルは、・・・FacebookやTwitter、電子メールで
友人と共有することもできる」という部分が強調されて,
“1つ買ったらみんなで読めてしまうシステムだ! とんでもない”
みたいな話しになってたけど,これって曲解だと思うんだけど…
だいたいAmazonさんだって損するようなことするわけないし.


ところで,現時点(2010.9.30午後)で,“Kindle for the Web”をググると,
日経電子版の記事が一番にヒットするのですが,
こいつにはリンクを貼ってはいけないんでしょうねー.
こんなブログでも,貼ったら損害賠償請求されたりして…ってそれは妄想かな(笑)
でも,iTMedia newsなどの作りと違って,
ツイッターボタンもブログボタンもありませんね~

皆さんご存じでしょうが“ガラパゴス”もこっちのリンクを貼っておきます.
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/27/news041.html
これもググると日経とか新聞系がトップですね~ なんでだろ.

閑話休題

会社の会議も役に立つものです.
おかげで,“電子書籍は秘境で買うものになったか”などというツイートを目にしても,
首をひねらずに済むようになりました!

会議の後,メールをチェックしたら,ダイヤモンド社さんからのDMが目に付きました.
“【ダイヤモンド社】「人間は無能になるまで出世する」 禁断の真実を、電子書籍で・・・”

そういえば,最近ダイヤの電子書籍ってどんな感じなんだろ?
“もしドラ”を割引期間中に買って以来,チェックしてもいなかったっけ…

導かれるままに『ピーターの法則:創造的無能のすすめ』ってタイトルを
チェックしてみると… おお,結構面白そうやん.
「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する」
これが「ピーターの法則」
「やがて、あらゆるポストは職責を果たせない無能な人間によって占められる」
「仕事は、まだ無能レベルに達していない人間によって行なわれている」
これがそこから導かれる「ピーターの必然」

ふむふむ

フロッグ自身は“出世”という概念とは,完全に縁の無い人生を過ごしているわけですが,
最近たまたま宮城谷昌光さんにハマっておりまして,
しがらみだらけの組織における,人間の普遍的な生きざま,
みたいなものに思いをはせつつ,通勤電車や昼休みの暇つぶしをしています.
宮城谷作品は国を統治し,他国と相対するときの
“礼”とか“徳”というものが大きなテーマなので,全然違うのでしょうが,
国も家も結局は栄枯盛衰.
そこに通底する諦念と「ピーターの法則」がどこかでつながる気がしました.

しかしこの本,「原書出版は1969年」って書いていあるし,古典?
こういうコンテンツを掘り起こして,電子書籍の新刊扱いにして,
もう一儲けしようって手法は,なかなか素晴らしいなー
まぁ,困った時の“『注釈●法』復刻”“『●●全集』復刻”ってのと本質的には変わらんのだけど.

価格の700円(税込)は微妙ですが,買ってしまおう.
と思ってApp Storeをチェックしたのですが…
あれれ? ヒットしない…

“ピーター”だけにしてみて検索してみると

「あなたが探しているのは“ヒーター”」

うんうん,最近朝晩はめっきり寒くなってきたからねぇ…

って違うって!

なんかまだ,アップルさんの審査が終わってないみたいですね.

ダイヤさんのページに“書籍を購入”ってリンクがあったので
クリックしたらアマゾン.jpに飛びました.

定価は1,470円の2003年刊行か.
この2003年刊の前に1970年に出てますねぇ
復刻の復刻かぁ… 古典ですね.
そして,電子版はやっぱり,だいたい半額で値付けしてるんですね.

カスタマーレビューのトップがあまりにも素晴らしくまとまっていて,
読んだ気になってしまったので,買うの止めました!(笑)

そのレビューの最後の一節を引用させて頂きます.
「どこまでも昇進を続けることを第一に考える価値観が、
現実の人生や社会を支配しているように感じるが、この本を読んだ機会に、
その価値観を改めて問い直して見るのもよい。」

やっぱり,ちゃんと読んでみようかな. 審査通ったら

ピーターの法則

ピーターの法則

  • 作者: ローレンス・J・ピーター
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2003/12/12
  • メディア: 単行本



愛燦々 [雑感]

先日、カミさんの祖母が亡くなりました。
享年94歳。

大往生と言えましょう。

私もこの歳になって、身内の(しかも年寄りの)葬式
いまさら感じることもないはずなのですが、
数日を経て、ずっしりと腹に響く思いが育ってきて、とまどっています。

90を過ぎても、
毎週のように通う体操教室ではアイドル的存在。
ピアノの発表会には、小学生のように緊張した面持ちで臨み、喝采を浴びる。 そんな人でした。

ところが、約2年程前でしょうか。急激に下腹部が膨らんできました。

診断は、後腹膜腫瘍。
10万人に2人とか。かなり特殊な悪性新生物を抱えてしまったようです。

それでも、「この歳で妊娠するとは思わなかった」などと冗談を言いつつ、
かかりつけのドクターも驚くほど元気に日々を過ごしていました。

しかし、ようやく秋めいてきて、この夏を乗り切ったかと思わせた矢先、
普段はそれを嫌い、使うことのなかったボタンを押して、
近くに住む娘(すなわちカミさんの母親ですが)を呼び出すと、
その腕の中であっさりと息を引き取ったということです。

本人は、みっともない死顔を他人に見せないでくれとの言葉を残したそうですが、
素敵なお顔でした。 とても綺麗でした。
でも、1週間前に言葉を交わしたときの表情とは、やはり違います。
もはやそこに、彼女はいないのです。

そして、いともあっさりと、お骨になりました。

悪性新生物もろとも(ざまぁみやがれ)、彼女の肉体はこの世から消えました。

あまりにも見事な死に際を見せられると、人は混乱するのかもしれません。
私の祖母は、10年近く床にいて、さんざん嫁の手を煩わせて去りましたが、
正直なところ、みんなホッとしてたっていう記憶しかないなー



たまたま最近、彼女が亡くなるちょっとまえから、
美空ひばり“愛燦々”をDLして聴いています。

なんでそんな気になったかは、よくわかりませんが。

これって、ひばりさん晩年の曲ですよね。

“美空ひばりゴールデンベスト2”収録の1曲を落としたのですが、
そのジャケット写真で、ほほ笑むひばりさん。
素敵なおでこが、頭蓋骨を連想させます。

美空ひばりゴールデンベスト(2)

美空ひばりゴールデンベスト(2)

  • アーティスト: 岡林信康,小椋佳,星野哲郎,秋元康,米山正夫,石本美由起,西沢爽,関沢新一,豊寿静子
  • 出版社/メーカー: Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
  • 発売日: 2006/05/24
  • メディア: CD



この憂いを含んだ素敵な肉声を世に送り出してた唇が、
あっという間に沈黙し、
んでもって、しゃれこうべになっちゃうんですよね。

“人生って、儚いものですね♪”


でもね、雨だって、感じ方によっては “燦々と” 降るのです。

唐突ですけど(うん。唐突だ、あまりに唐突だ)、

『夜と霧』の
「(人は人を強制収容所にぶちこんですべてを奪うことができるが、)
あたえられた環境でいかにふるまうかという、人間としての最後の自由は奪えない」

という一節を思い起こしたりします。


“それでも未来たちは、人待ち顔してほほ笑む♪”

希望は、過酷でもあります。

その過酷さに対峙することを止めるときが、
人がこの世を去るときなのかもしれません。


“人生って、不思議なものですね♪”


人は、あっさりと死んでしまう一方で、
ちょっとやそっとのことでは、死なない生き物。

もうしばらく楽しんでから、そちらにお邪魔しますね! 
お会いできるのを楽しみにしてます。
美代ちゃん! ひばりさん!


『孤高の人』(ネタばれ注意です!) [一般書(小説)]

来年の富士登山競争を念頭に、
去るお盆に、一人で富士山の頂上まで行ってきました。
その話しをある人にしたら、この本を薦めてくれました。

孤高の人 (上巻) (新潮文庫)

孤高の人 (上巻) (新潮文庫)



サラリーマンでありながら、単独行で日本アルプスを極めた加藤文太郎。
彼は、なぜ山に登るのかを問われたとき「汗をかくため」と返答します。
現代の多くのランナーも、同じ気持ちなのではないでしょうか。
人生に行き詰ったとき、気持ちのうちに割り切れないものを抱えたとき、
独り、ただひたすら走るという行為に、カタルシスを求める。
「汗をかく」ことで命を洗濯する。
目的もなく六甲の山を歩くことから登山家の道に入ったサラリーマン加藤も、
そうだったのではないかと推察します。

しかし、加藤のスケールは尋常ではなかった。

「ヒマラヤ」を目標にした加藤。
そのために日本アルプスを極めた加藤。
真冬の富士をも独りで極めた加藤。

生真面目で、自己表現が下手で、
あえてそうしているのか、いわゆる空気を読めない行動をする。
若干アスペルガー的性格もあったのかな、と感じるのですが、
そういう天才気質だからこそ、
徹底的に自己をコントロールし、もって生まれた能力を鍛え、
山を極めることが出来たのでしょう。

偉大な登山家ではあるけれども、変人。

そのままでいられれば、天寿を全う出来たのかもしれない。

でも真の変人ではなかった彼は、そのままではいられなかった。
結婚をし、子供をもうけ、幸せな時間を過ごすうちに、
こころの殻が溶かされていったことで、何かのバランスが崩れてしまったのかもしれない。

そして、それを自覚しつつも、山男 加藤は、
再び山へと入っていく。 しかも、死に場所を求めて山に挑戦し続ける男と共に。

禍福はあざなえる縄の如し。


実は、下巻の357頁、
加藤が最後の山行に出発したところに栞を挟んだまま、読み進むことが出来ずにいます。



生を得た人は必ず死ぬ。
山男として生き、山男として死んだ加藤はきっと安らかに眠っていることでしょう。


さて、それで  俺のヒマラヤはどこだぁぁぁ!!!

走りに行こう。

孤高の人 (下巻) (新潮文庫)

孤高の人 (下巻) (新潮文庫)

  • 作者: 新田 次郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1973/02
  • メディア: 文庫



全力少年 [雑感]

“積み上げたものぶっ壊して 身に着けたもの取っ払って
幾重に重なり合う描いた夢への放物線
紛れもなく僕らずっと全力で少年なんだ”

スキマスイッチ“全力少年”より

ある方がブログに,この曲を「ジョギングソング」にされていると書かれていたので,
早速聴いてみました.

いいじゃん.スキマスイッチ 頭がでかいだけだと思ってたよ.

青空に向かって投げ上げられるボール
何度ボールが落ちてきても, 投げ上げる 投げ上げる
いくつも いくつも 虚空に描かれる白い軌跡

あ,でもこのイメージだと,永遠に投げ続けなきゃなりませんね!
だから “ずっと全力で少年” なんだ. ふむふむ

あれ,そういえば,俺のボールはどこへいったっけ? 最近みてないなぁ…
ソファーの下か,ガレージの隅か,それとも子供が冷蔵庫にでも入れたか??


ま,あわてて探さなくても出てくるって,そのうち.
馬鹿は死んでも治らない. ガキは死ぬまでガキだから.

上野原トレイルランDNFの記録 [ランニング]

第1回上野原トレイルランに参加してきました.
結果はタイトルの通り.
恥ずかしながら,メンタル面がリタイアの大きな理由ですが,
それ以上チャレンジすると人様に迷惑をかけることになりそうで…

トレラン,畏るべし. 

それが,トレランど素人の切実な感想です.


朝5時に家を出て,会場に向かいました.スパイダーザガートは快調でした!
駐車場への道に迷うも,無事スタート時間前に列のほぼ最後尾に立てました.

7時,スタート.
お祓いをして下さった軍刀利神社の巫女さんたちの後ろ姿をちらと拝みながら,
山中へとゆっくり進みます.

林の中へ進んでほどなく,渋滞でストップ.
うわさ通り,一人ずつロープを伝わってしか通過できない箇所があり,
15分ほど待ちました.
そこを通過してすぐ,はやくもリタイアの決断をされて戻ってくる選手や,
足下を誤って転倒される方など,難コースの予感.

私自身も相当必死でした.残念ながら詳細を回想することは全くできません.
とにかく,登っては下り,下っては登り…
脚の残っていた段階では,下りはそれなりに愉しめたのですが,
時折出現する,気を許すと後退してしまいそうな登りはキツかった.

背を丸め,膝がしらを手で押しながら気合いで登ります.
ゆっくり登るとかえって辛いと思ったので,
場合によっては前走の方のラインをあえて外し,
直登らしきことを試みたり…

振りかえると,この登りでの素人の空回りが間違いだったのかも.
後半で,大腿四頭筋がはってしまい,危なくて下りも走ることができない状態に.
明けて今日も,大腿四頭筋のみの筋肉痛で,
ハムストリングもふくらはぎもさして疲労感が無いので,
この辺り,脚の使い方に勉強の余地がありそうです.
ハムストリングを使うつもりだったんだけどなぁ…

9時過ぎ(スタートから2時間).
第一関門の新大地峠林道出会に到着.リミットの1時間前
まだこの時点では完走を棄てていなかったので,
立ったまま,ジェルでの栄養補給,ペットボトルへの水分の補給,
緩んできた靴ひもの締めなおし,トイレetc. 準備万端に7分ほどをかけて,
いざ出発!

あれ? 身体,重い…
行けるのかー,これでゴールまで…

それでも引き続き,登りは勢いで,
走れるところは走って(「だって,トレイル『ラン』だもんな,とか自分に言い聞かせつつ」),
ゴールを目指しました.

随所に地元のおっさん(失礼)が係員としていらっしゃって,
お塩をなめさせてくれたり,色々教えてくれたのは心強かったです.
「この先,もっときつい登りがあるからね.頑張ってね」
「この先のくだりは岩場もあって危ないよ,気をつけるんだよ」
「第二関門? まだまだ15キロ以上あるよ」 etc.etc.

へこむー(笑)
特にこの第二関門への距離が,なかなか縮まらないんですよねぇ

うーん,割と最初の方のポイントで,
「ここは,富士山が見えるよー,一休みしていきなぁ」と教えて頂いたのは
どこだったんだろう.それすら思い出せない…

苦しいアップダウンが続きます.
でもさ,止まない雨はない,終わらない登り坂はない.
一歩一歩進むさ.

12:45頃(スタートから5時間45分).棚ノ入山の手前,19キロ地点(多分)
ここのポイントで,第二関門まで「あと7キロだよ」と聞いて完走を断念.
初めて座り込み,固形のバーを齧りました.
一抹の寂しさはあるけど,無事に第二関門まで辿り着くことを目標にしよう.

実は,第二関門のリミットを13時と思い込んでいたのですが,
あとから来た方に14時だと教えて頂きました.

そもそも準備が悪かったです.
コース図も一応持参していたのですが,
リュックのポケットの中で,汗を吸い,
秋山温泉の入浴券とともにボロボロになって用をなさなくなっていました.
コース図をパウチして持参されている方や,
ちゃんとした地図を持っている方などを見かけ,反省した次第です.

閑話休題. 残り時間は1時間45分.第二関門まで7キロ
仮に関門を通過してもその先は目指せまい.安全第一で行こう.
一度折れた心は戻らないものですね.

そこから二六夜山分岐までの登りも,結構きつかったと記憶しています.

しかし,道中の景観の変化は楽しかったです.
木々の生い茂り,うっそうとした登山道に秋の気配を感じながら進む道.
いったん日の当たる丘に出ると,
ここはアリゾナの砂漠か!と見まごう乾いた道(行ったことないけど).
上野原の山々,満喫させて頂きました.

二六夜山に到ると,あとは第二関門まで下り一筋.
これがパンパンの大腿四頭筋には拷問でした.
勢いに任せて落とすには,自分の技術では危険すぎるので,
ブレーキをかけながら,なるべくゆっくり進んだのですが,それが辛かったなぁ

下りが始まるポイントで「この先の下り滑るから気をつけてくださーい!」
と声かけをしていらした係りの方.
太ももを気にして下り突入をためらっている私を見て,
冷却スプレーをお貸しくださり,有難うございました.

リミットの14時が近づいてくると,
第二関門の通過をかけ,追い込みのランナーが後方から多数迫ってきます.
出来る限り道を空けて先に行っていただいたのですが,
膝に手をついて通過を待っていると,素敵なうら若き女性ランナーに
「あと少しよ頑張って!」と声をかけて頂いたのには,
嬉しいとともにちょっとびっくり.
思わず 「ありがとうございます!がんばります!」 だって,俺.
まるで純情な少年のようでした. はい

かと思えば,高校の体育の先生みたいなおじさんが,
「はいはいはいはい,関門まであと10分だよー!がんばりましょうねー」と叫びつつ,
すごい勢いで去っていかれたり.
高校(男子校です)時代の「軍曹」ってあだ名の体育教師を思い出しました.

様々な心のやり取り(?)をかわしつつ,第二関門を目指します.
やっぱりトレランって,ロードのレースと違って人との接点が増えますね.
愉しきかな.

第二関門直前の下り数百メートルは舗装路だったので,
転倒の心配無しと,転げ落ちるように走りました.
驚かせた皆さん,すみません. 単にブレーキが利かなかっただけなんですけど.

13:58頃(スタートから6時間58分).第二関門,尾崎 到着.

リミットに間に合ってしまったので,一瞬迷いましたが,
すぐに,棄権の申告をしました.
係りの方が,ビリッ と音を立ててチップをゼッケンからはがして下さったとき…
やっぱり寂しかったです.


試走された皆さんのブログなどからその苛酷さを感じ,
DNS(did not start)も頭をよぎった,今回の上野原.
案の定DNF(did not finish)とはなりましたが,
DSQ(disqualified)でなかったことを誇りに,また頑張ります!
(略語の勉強してみました.disqualifiedはDQもありですかね?)

今回も,お世話になった皆さん. ありがとうございました!

これで勉強しなおそう

トレイルランニング (OUTDOOR PERFECT MANUAL)

トレイルランニング (OUTDOOR PERFECT MANUAL)

  • 作者: 鏑木 毅
  • 出版社/メーカー: エイ出版社
  • 発売日: 2009/10/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



度付きグラサン [ランニング]

ランニングに金はかけない主義だったのですが,
なにやら最近出費がかさんでますw

まずは,度付きサングラス
乱視近視のフルコースで,常にメガネをかけて走っているのですが,
最近,愛用のヨン様メガネ(眼鏡市場で一式¥15,000)の
ずり落ちが気になり仕方ありません.
そこで一大決心! 松戸駅前のイワキさんにお邪魔しました.
接客いただきましたS谷さん,有難うございまいた.
商品知識豊富なナイスミドルのお導きで手にしたのが,アディダスのa123というもの.
IMG_3800.jpg
写真が下手ですみません.
内側にこんな具合にメガネ(度入り)のレンズをかませるタイプ.
IMG_7621.jpg
サングラスのレンズそのものに度を入れるタイプより
予算的にも1万円以上安くゲットできて満足でした.4万1千円ぐらいです.

実際にかけて走ってみると,
若干,ターミネーターあるいはロボコップ気分を味わえますが,
かえってランニングに集中できてよいかも.
もちろんずり落ちはありませんし,軽いし,日差しも防げるし,文句なし.

投資した分,走るぞー!






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